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県内の高校でも減っている食堂を存続させようと、中津北高校(中津市)のPTAなどが設立した運営組織が奮闘している。今年3月に業者が撤退した後、運営を継承。「家庭の味を食べさせたい」という思いで保護者らが毎日、食事の提供を続けている。
「おばちゃーん、ランチ」「私はうどんと空揚げね」―。昼休みの食堂「NKなでしこ」に元気の良い声が響く。ひっきりなしにやってくる注文に調理場は大忙し。責任者の吉武隆善(りゅうぜん)さん(51)は「嵐みたいでしょう。でも子どもたちがかわいくてね」と笑顔で話す。食堂では空揚げ、ランチ、カレー、うどんなどを安価で提供。食材はスーパーで調達する他、保護者らから提供された物も使用している。
業者の撤退は人員確保が困難になったためで、同校PTAは年明けから今後の対応について協議を開始。外部の業者を新たに入れる案もあったが、話し合いの末にPTA、同窓会、教職員でつくる学校後援組織「飛躍の会」(加来桂一会長)が運営することに決まり、新学期から引き継いだ。
今後の目標について、「全生徒が一度は利用し、卒業しても思い出してもらえるような食堂にすること」と吉武さん。学校関係者の結束が生み出した食堂に、卒業生でもある中尾義且校長は「こうした運営形態は珍しいはず。愛校心の強い北高ならではでしょう」と誇らしそうに話した。
出典:大分合同新聞
「おばちゃーん、ランチ」「私はうどんと空揚げね」―。昼休みの食堂「NKなでしこ」に元気の良い声が響く。ひっきりなしにやってくる注文に調理場は大忙し。責任者の吉武隆善(りゅうぜん)さん(51)は「嵐みたいでしょう。でも子どもたちがかわいくてね」と笑顔で話す。食堂では空揚げ、ランチ、カレー、うどんなどを安価で提供。食材はスーパーで調達する他、保護者らから提供された物も使用している。
業者の撤退は人員確保が困難になったためで、同校PTAは年明けから今後の対応について協議を開始。外部の業者を新たに入れる案もあったが、話し合いの末にPTA、同窓会、教職員でつくる学校後援組織「飛躍の会」(加来桂一会長)が運営することに決まり、新学期から引き継いだ。
今後の目標について、「全生徒が一度は利用し、卒業しても思い出してもらえるような食堂にすること」と吉武さん。学校関係者の結束が生み出した食堂に、卒業生でもある中尾義且校長は「こうした運営形態は珍しいはず。愛校心の強い北高ならではでしょう」と誇らしそうに話した。
出典:大分合同新聞
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