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犬にとっての散歩は、社会化、運動、気分転換などの要素があり、中でも子犬の時は、他の犬や人と触れ合う社会化の要素が極めて重要だと考えられています。
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200万年前に生きていたアウストラロピテクス・セディバ(Au. Sediba、セディバ猿人)と呼ばれるヒトの祖先は、他の初期人類よりも硬い食物を中心とした食事を摂っていたことが、歯の化石を分析した研究で示唆された。食生活は動物の基本的な側面であり、その行動や生態的地位を左右するものであることから、重要な知見といえる。

セディバ猿人は、背が低くひょろりとした直立二足歩行のヒト属で、現在の南アフリカに住んでいた。今回の研究を実施したのは独マックスプランク進化人類学研究所(Max Planck Institute of Evolutionary Anthropology)のAmanda G. Henry氏らの国際チーム。同チームは、歯のエナメル質から炭素を遊離させるレーザーを用いてセディバ猿人2体の歯の化石を分析し、その食生活に関する洞察を得た。炭素を使えばその種が食べていたものがわかるという。

研究の結果、このセディバ猿人2個体の食生活は以前に試験された81種類のヒト属と大きく異なることが判明。他の初期人類は草やそれに似た植物など、柔らかいものを食べていたと考えられているが、セディバ猿人は樹皮や低木、果実などを食べていた。ただし、使用された標本数が少なかったことから、今回の研究は決定的なエビデンス(科学的根拠)を提供するものではない。研究報告は「Nature」オンライン版6月27日号に掲載された。

出典:健康美容EXPO
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